学生3〜5人に人事担当者が数名対応するケースが多く、一次面接など初期段階に行われることが多い形式です。ポイントは、どれだけ好印象を残せるか似たような回答でも焦らず、自分なりの表現ではっきり話そう。他の学生が質問されている時も関心を持って耳を傾けることが重要です。
テーマや場面を設定されて数人の学生が議論する方式です。意見の内容だけでなく、司会や書記役、発表役など与えられた役割にどう対応するかが見られています。議論に勝ったり目立つことではなく、他人とのコミュニケーション能力をチェックされる面接です。
学生一人に対して一人または複数の面接官が対応する形式です。提出書類に基づいて、その詳細を聞かれることが多いです。リラックスして自分のペースで話しましょう。仕事の理解と意欲に加え会話のキャッチボールができるか、自分のことを理解して表現できているかが見られています。
受験者の数や面接の目的で形式は分かれるが、3つのパターンを想定して準備をしよう。
面接が進むにつれて質問は厳しくなるので、企業研究と志望動機の見直しをしておこう。
学校で学んだこと、研究活動から得たものをしっかりアピールしよう。
面接では、自分を相手の目と耳に届けるように心がけましょう。特に、相手に好印象を与えるポイントとしては「聴く」をアピールすることです。例えば、グループ面接の際に、他の学生が質問を受けたり意見を発表したりしている時も、聴く姿勢をアピールすることで感じ良さを伝えることができます。
多くの面接官が印象に残る学生のポイントについて、「熱意や想いが伝わってきたかどうか」をあげています。単にまとまっただけのアピールは印象に残らないことがほとんどです。面接は自分自身の想いを面接官に届けるプレゼンテーションだと捉えましょう。プレゼン成功の秘訣は絞り込みの作業です。言いたいことはたくさんあっても、それを全て伝えると焦点がぼやけて結局何が言いたいのか分からなくなってしまいます。
目的は、「分かりやすい説明で相手の納得を得ること」ですので、特に伝えたいことを選び、想いを持って伝えるように心がけましょう。
就活生によく、「グループディスカッションでは、何の役を務めたら好印象が与えられますか?」と聞かれることがあります。
最近は、「目立って協調性がないと思われてはいけない」という理由で、司会や発表の役を敬遠する人も増えてきました。
大切なのは、どの役を務めるかではないのです。面接もグループディスカッションも、「伝えるテクニック」が求められると思いがちですが、それ以上に大切なのは「聞く事で積極的に関われること」です。
「うまく話せない」と思っている人は多いですが「うまく聞いていない」と思っている人は意外と少ないですね。人間関係と会話を発展させる聞き方のポイントは、何でしょうか?