企業へアプローチ2

01就職ナビの活用

多くの大学では、就職ガイダンスの中で、「就職ナビ」に登録するよう紹介されます。先輩達が就活で使ったツールのうち、最も活用度の高かったのが「就職ナビ」です。就活に欠かせないツールになっていますが、サイトだけでもかなりの数があり、毎年就活生が使いこなせていないのも現状です。

就職ナビの役割と活用のポイントを理解しましょう。

自分にとって使いやすい就職ナビを持ちましょう。

02就職ナビの役割

「就職ナビ」とは、大学生が就職活動を行う際に利用される、企業にエントリーする機能を持ったWEBサイトの総称です。「就職ナビ」「就職活動ナビ」「ナビサイト」などのように呼ばれています。「就職ナビ」の役割を一言で言うと『就活情報の取得ツール』です。以下のような企業に関する情報と、就職活動で必要なスキルに関する情報を得ることができます。

企業に関する情報 就活スキルに関する情報
●企業情報
●採用情報(採用情報解禁日から)
●仕事情報
●インターンシップ情報
●選考スケジュール
●筆記試験対策
●自己分析ツール
●面接対策
●エントリーシート対策

就活サイトを利用する上でのQ&A

ナビサイト以外に企業を見つける方法はないのでしょうか?

就活は、ナビサイトを利用するのが主流になっています、企業もナビサイトを通してのエントリーを募っている割合が高いのが現状です。しかし、企業を探すためには他にも様々な方法があります。

キャリア担当を活用する

大学のキャリア担当で、企業情報を取得することができます。この大学の学生を採用したいと考えている企業の情報なので、相性が合いやすいのが特徴です。

教授や先輩から情報を得る

教授からの紹介など独自の方法もあります。先輩や先生に聞きながら、就活を進めていきましょう。

求人紹介サービスを利用する

各地の新卒応援ハローワークは、大学生の就職活動を応援してくれます。民間の紹介サービス(エージェント)を利用することもできます。

大西先生のワンポイントコラム
就職情報サービスの活用法

就職活動がスタートすると、就職情報を提供する企業のナビサイトがオープンし、就活に関する様々な情報を提供してくれます。
大別すると

テーマ 主なサイト
①総合就活ナビサイト 企業各社選考へのエントリー機能、企業、業界研究コンテンツ、自己分析関連ツールなど就活支援コンテンツが豊富なサイト
リクナビ、マイナビ、キャリタス就活、あさガクナビ、ダイヤモンド就活ナビ など
②専門就活ナビサイト 専門分野や業界に特化したナビサイト
選考、インターンシップ情報のほか、業界、企業研究セミナーなどの開催情報を提供している
理系ナビ(理系学生向け)アカリク(大学院生専用)ビズキャン(ベンチャー)ジョブウェイ(中小企業)パッションナビ(ベンチャー)
HOTERES(ホテル、レストランブライダル関係)
外資就活どっとこむ(外資・日系大手)
ナース専科就職ナビ(看護系学生向け)
福祉のお仕事(福祉・介護業界)
地方別ナビサイト 地方や地元での就職を目指す学生向けの求人情報サイト、都道府県の詳しい情報が入手できる
新卒のかんづめ(静岡県)、
名大社(愛知、岐阜、三重)
はりまっち(兵庫) 京都ジョブナビ(京都)
ヒロジョブ(広島)オカジョブ(岡山)
カガワジョブ(香川)、Debit(熊本県)
りゅうナビ(沖縄県)など
逆オファー型サイト 企業からのスカウト型での就職を目指す学生向けの就活サイト、自己PRを登録すれば、各地で開催されるスカウトイベントへの申し込みが出来たり、各種就活対策講座への申し込み機能を揃えているサイトもある
逆求人ナビ、ジョブラス、オファーボックスなど
その他 口コミや掲示板などを活用した情報サービス、業界の最新トピックやキャリアの積み方、求人情報などが掲載されている
みんなの就職活動日記
キャリアハック(WEB,IT,ゲーム業界)
トラベルビジョン(旅行業界)
Trabel journal gateway(旅行業界)など

テーマも種類もたくさんあります。有効活用するには、どのような情報を入手したいかを絞り込んで活用すると、時間や労力のムダが省けます。
また、先輩にどのようなサイトを活用したかを聞いてアドバイスを受けるのもいいですね。
ネットで調べるのは意外に時間がかかりますよね。「調べるだけに時間を費やして、何も得られなかった」にならないよう、上手に付き合っていきましょう。

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